配当収入の投資元本はいくら必要?

こんにちは!

前回のブログで年間300万円の投資による収入を得ると目標を立てました。

投資による収入は「投資元本」がなければ得ることはできません。

例えば、貯金が100万円の人と、貯金が500万円ある人だと、投資に回せる金額は当然後者のほうが多くなります。

そして、その投資元本を「どれくらいの利回りで運用できるか?」がポイントになってきます。

今回は300万円のうち、配当収入で得ようと思っている250万円を獲得するために必要な投資元本を算定したいと思います。

投資元本と利回り

投資元本を計算する上で必要になるものが、「配当利回り」の見積もりとなります。これは、投資した金額に対して年間いくらの配当金がもらえるか?という意味合いです。

例えば株価20万円の株を買って、一年間に配当金を4,000円もらえるとしたら配当利回りは次のような計算となります。

配当利回り 4,000円/200,000円=2%

配当利回りが高ければ元本は低くて良い

250万円の配当金を得るために必要な投資元本を計算するためには、「配当利回り」が重要であることがわかりました。

では、実際どれくらいの配当利回りが理想的なのかを考えてみたいと思います。

配当利回り1%の場合 2億5千万円×1%=250万円

配当利回り2%の場合 1億5千万円×2%=250万円

配当利回り3%の場合 8千3百万円×3%=250万円

配当利回り4%の場合 6千2百万円×4%=250万円

配当利回り5%の場合 5千万円×5%=250万円

配当利回りが高ければ、元本は低くて良いということが分かりますね。

ということであれば、目標の配当利回りを高く設定すれば良い。と思うかもしれませんが、そこまで高く設定している会社があるかも疑問があるものです。

日本の株式市場の配当利回りの平均値は?

JPX(日本取引所グループ)が算出している「株式平均利回り」データによれば、日本の株式市場における配当利回りは「2022年6月時点で2.3%」だそうです。

実際は赤字の企業であれば無配当の会社もありますし、中には6%を超える配当金も出している会社があるので、銘柄の選定が重要になってきそうですね。

配当利回りの設定

日本の株式市場における配当利回りは2.3%ですが、個人的な感覚値としては、「ちゃんと探せば4%,以上の利回りの銘柄はたくさんある」という気がしています。

一方で、5%以上の配当利回りの会社はなかなか見つからないと思っています。

このため、私が狙う配当利回りはその中間値である「4.5%」に設定したいと思います。

投資元本は5千5百万円

配当利回りが設定できたので、250万円の配当収入に必要な投資元本がやっと算定できます。

では、実際に算定してみましょう。

250万円=5千5百万円×4.5%

ご、ごせんごひゃくまんえん(笑)

無茶な数字にも見えますが、千里の道も一歩からってことで。

今日は投資元本が見えてきたことで、良しとします!

まとめ

・日本の株式市場における平均配当利回りは「2.3%」

・4.5%の利回りで運用する場合に必要な投資元本は5千5百万円

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