みなさまこんにちは!
皆さんはLINE証券は使っていますか?LINE証券は、LINEが提供する金融関連のサービスの一つであり、個人投資家が株式や投資信託などへの投資を手軽に行えるようにする投資ツールを提供しています。スマートフォンを使って簡単に口座開設や取引ができるため、若い世代を中心に人気を集めていますね。
私も、楽天口座、SBI口座、LINE口座を保有して投資スタイルによって証券口座を使い分けており、LINE証券を利用しています。
最近LINE証券のマイページを開くと、次のような文字が赤く表示されていてちょっとびっくりします。
【重要】LINE証券の事業再編について
事の発端は、2023年6月12日に「LINE証券が証券事業から撤退する」というニュースが流れたことによります。
証券事業から撤退するということは、自分が預け入れている株は無価値になってしまうのでしょうか?今日は、LINE証券が証券事業を撤退する影響について検討していきたいと思います。
LINE証券株式会社は、2018年6月に設立された証券会社であり、LINE傘下の「LINE Financial株式会社」と「野村ホールディングス株式会社」が株主となっています。スマートフォンを活用した簡単な口座開設と取引が可能なサービスが提供され、20-30代の多くの投資家たちに人気を集めています。
今回の事業再編によって、LINE証券の証券事業は野村證券株式会社(野村ホールディングス株式会社の子会社)に移管され、証券業務は順次サービスを縮小するという事になります。
このため、LINE証券が「潰れる」「倒産する」「預けてある株が無価値になる」という心配はなさそうです。
では、私を含め既存のLINE証券ユーザーはどうすればよいのか見ていきたいと思います。
LINE証券が発表している内容をまとめてみると次のとおりとなります。
・ 株式等の現物取引 新規買付 2023年7月中旬頃終了
・ 株式等の現物取引 売却 2024年中
・ 売却期間経過後の株式等をLINE証券口座にて保有している場合は、野村証券へ移管(出庫)予定
まとめてみると、株の購入は2023年7月中旬まで、それを売却できるのは2024年12月まで、それでも株を保有している場合は野村証券へ移管という流れになりそうです。
なお、野村證券への移管にあたり、顧客側での手続きの要否についてはまだ決まっていないようでして、詳細が決まり次第の案内となるようです。
LINE証券が証券事業から撤退を決め、2023年7月以降順次サービスを縮小することが分かりました。証券事業は共同株主である野村ホールディングス傘下の野村證券が引き継いでくれるので、自分の株が無価値になるということはなく、一安心ですね。
2024年が過ぎた後の情報はまだ発表されていませんが、個人的にはその期間までにすべての株式を売却してしまい、既存で利用している楽天証券やSBI証券に資金を振替ようと思っています。
新しい情報が入り次第お伝えしてしたいお思いますので、よろしくお願いします。
以上、ご覧いただきありがとうございました!